スーパーカブ50は燃費が良くて壊れにくい、乗って楽しい最高の原付だった

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日本で最も有名なバイクだと言っても過言ではない、ホンダのスーパーカブ50。名前は知らなくても、新聞配達や郵便配達でよく使われているあの原付バイクだと聞けば、ピンと来る人も多いのではないでしょうか。

僕はそのスーパーカブ50を3年前に購入し愛用しているのですが、これが非常にすばらしい乗り物なので、ぜひ皆様に紹介したくレビュー記事を書くことにしました。

ちなみにこの記事で紹介しているのは、2012年以降の新モデルのスーパーカブ50になります。

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スーパーカブ50の良いところ

1. 燃費がめちゃくちゃ良い

スーパーカブ50の良さといえば、まずは何といっても燃費の良さ。カタログ上の燃費は110km/Lという驚きの数字。

ただ、これは平地で時速30kmで走り続けるというテスト条件下での数字なので、実際の燃費はもう少し落ちます。

実際の燃費がどれくらいなのかというと、主に東京郊外の住宅街でカブ50を使用している僕の場合は、大体平均して60~65km/Lほどになります。

それなりに信号待ちが多い東京都下でこの数字なので、信号が少ない地域であればもっと良い数字になるはずです。

また、燃費は季節によっても大きく変わります。基本的に自動車やバイクはエンジンが温まるまでが一番ガソリンを食うので、外気温が低い冬のほうが燃費は悪くなる傾向があります。

僕の場合は冬は55~60km/L、春秋は60~65km/L、夏は65~70km/Lの範囲に収まることが多いです。

ちなみに現行のスーパーカブ50の燃料タンク容量は4.3L。つまりガソリン満タンからガス欠まで230~300km程度は走れることになります。

国道1号線の東京~浜松間が250km程度なので、わずか500円程度のガソリン代さえあれば東京から浜松まで移動できる計算になります。もちろん気力と体力が必要なのは言うまでもないですが。

2. 丈夫で壊れにくい

スーパーカブ50は非常に壊れにくいのが特徴です。僕は3年間カブ50に乗っていますが、パンク以外の故障は今までに一度もありません。

3000kmごとにエンジンオイルを交換し、1年に1回定期点検に出し、あとはタイヤの空気入れとチェーンのオイル差しさえサボらなければ、ほとんど問題は起きないはずです。

ちなみに僕は以前新聞配達のアルバイトをしていたことがあるのですが、その店では20年物のカブ50が現役で使われていました。

新聞配達はストップ&ゴーを繰り返すのでエンジンに非常に負担がかかるのですが、それでも20年の使用に耐えるカブ50には大変驚かされました。

カブのエンジンは耐久性が高く、エンジンオイルを入れていない状態でも動くという話すらあります。もちろんエンジンの寿命を減らしてしまうので、やらないに越したことはないですが。

劣悪な環境でもある程度耐えてくれるので、東南アジアの国々でカブの人気が非常に高いのもうなずけますね。

また、パーツが手に入りやすいというのもカブ50の良いところです。新聞配達や郵便局などで広く使われており、愛好家も多いのでAmazonや楽天で簡単にパーツを手に入れることができます。

3. 走行時の安定性

スーパーカブ50はスクーターとは違い、またがって乗る形になるので走行時の安定性が良いのが特徴です。

コーナーを曲がる時には、スクーターよりも体重のかかる位置が中心から離れているので、運転していて曲がりやすいという印象を受けます。

タイヤのホイール径もスクーターに比べ大きく転倒しにくくなっています。たとえ転んでしまってもレッグシールドがいい感じに衝撃を吸収してくれます。

ちなみに僕はカブで新聞配達中に、凍結した路面で3回ほど転んだ経験がありますが、いずれも軽いアザが出来るくらいで済んでいます。

また、運転時は自然と楽な姿勢になるように設計されているので、長時間乗っていても疲れにくいというのも大きな利点です。

運転者に対する気遣いが随所に感じられて、非常に良いバイクだなと思わされますね。

4. 積載性が優れている

これは新聞配達や郵便配達で使われている時点で自明ですね。荷物をたくさん積めて、なおかつその状態でも運転しやすいのが特徴です。

荷台はスクーターの申し訳程度についているものとは違い、パイプも太く非常にがっしりしています。耐荷重は15kgまでとなっており、それなりの重さの物を積むことができます。

また、レッグシールドの左内側には通称「コンビニフック」と呼ばれるフックが付いており、1kgの物までぶら下げることができます。文字通りコンビニでちょっとした買い物をした時などに便利です。

5. ギア操作が楽しい

スーパーカブ50は普通のスクーターとは異なり、ギア操作があります。このギア操作に慣れるまでは少し大変なのですが、慣れてしまうと逆にこれがやみつきになります。

ギアを踏み込むたびにガチャ、ガチャと子気味の良い音が響いて、ちゃんとした機械を扱っているという気分になります。

普通のスクーターだとアクセルとブレーキ、あとは方向指示器くらいしか操作しないので、運転していて味気ないんですよね。

カブであればギア操作のおかげで運転が少し楽しく感じると思います。

スーパーカブ50の欠点

ここまで良いところばかり書いてきましたが、もちろんスーパーカブ50にも欠点はあります。

というわけで、個人的に少し気になる点について列挙していきたいと思います。

1. スタート時の加速が若干弱い

スーパーカブ50の最大の欠点といえばこれ。エンジンが49CCと非力なのもありますが、他の原付と比べてもスタート時の加速が弱いんですよね。

信号待ちで先頭にいる際には、せっかちな後ろの車に煽られることもたまにあります。逆にある程度スピードに乗ってからの加速は良好なんですけどね。

2. 1速のギア比が軽すぎる

スーパーカブ50には1~4速のギアがあるんですが、その1速のギアがかなり軽いです。時速10kmでエンジンがフルスロットルになる感じです。

まあ1速を使わなければいいだけの話なんですが、たまに間違って1速にギアが入っている時なんかは急加速にビビることもしばしば。

平地では基本的に1速は使わずに、2速からスタートする形になりますね。1速を使うのは急な坂道での発進時くらいでしょうか。

3. デフォルトの状態だと荷物をしまう場所がない

一般的なスクーターであれば、座席の下にヘルメットをしまうスペースがあり、そこに小さな物をしまえるのですが、カブにはそのようなスペースがありません。

なので、購入時にオプションでホンダ純正のボックスをつけてもらうか、自分でコンテナボックスを買ってきて取り付ける必要があります。

僕はこんな感じのコンテナボックスを荷閉めベルトを使って荷台に固定しています。

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ちなみに使用しているボックスはアイリスオーヤマ RV460。市販では数少ない鍵付きのボックスで、荷締めベルトを通せるベルト穴もついているので、非常におすすめです。

荷締めベルトはカーメイト ハイグレードベルト(長さ2m)を使用しています。

4. タフアップチューブ

スーパーカブ50はタイヤにタフアップチューブなるものを使用しています。中に接着剤が仕込まれている特殊なチューブで、パンクした際には接着剤が穴をふさいでくれるんですね。

なので、パンクしても空気を入れなおせばとりあえずは走ることができます。もちろん応急的なものなので、バイク屋に行ってパンク修理をしてもらう必要はあります。

これ、一見するとメリットしかないように思えるんですが、逆にデメリットもありまして。

タフアップチューブは普通のチューブよりも値段が高いんですね。なので、パンクしてチューブ交換が必要になった際には、通常よりも修理費用が高くなるという欠点があります。

あと、タフアップチューブには中に接着剤が入っているので、タイヤの空気圧が減っているとチューブ同士がくっついてパンクの原因になることもあります。

ただ、これに関しては定期的にタイヤの空気圧をチェックしておけば問題になることはないでしょう。

5. 荷台とテールランプの隙間が狭くて持ちづらい

写真で見てもらうと分かりやすいと思うんですが、荷台とテールランプの隙間が狭くて指を入れられないんですね。

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なので、駐車してから車体を少し横にずらしたい時なんかに少し不便ではあります。

まとめ

ここまで5つの欠点を書いてきましたが、欠点と呼べる欠点はスタート時の加速の弱さくらいでしょうか。

1速のギア比に関しては1速を使わなければいいだけですし、荷物に関してはボックスをつければ問題なし。タフアップチューブにはメリットもありますし、荷台の隙間に関しては微々たる欠点だと思います。

壊れにくくて燃費も良い。スタート時の加速の弱ささえ許容できれば、バランスのとれた非常に良い原付です。個人的にもスーパーカブ50を買ってよかったと思っています。

特に以下のような方におすすめです。

  1. 燃費を重視したい人
  2. せっかく原付を買うなら長く使いたい人
  3. シビアコンディション(山道・未舗装路など)での使用を想定している人
  4. 原付で日本一周、長距離の旅行を計画している人
  5. 自分でカスタマイズして使いたい人

ある程度シビアな環境でも耐えてくれるので、原付で日本一周したい人なんかにもおすすめ。

また、カスタムパーツもネットでたくさん手に入るので、自分でいろいろとカスタマイズしたい人にも向いていると思います。



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